テーマを設けることが大切
注文住宅を建てる際には、建物の構造や間取りに加えて、どのようなインテリアにするかについてもしっかりと検討する必要があります。インテリアのデザインを決めるにあたっては、あらかじめ何か一つテーマを決めておくのがおすすめです。例えば、フレンチアンティーク調や洋風モダンなどです。テーマが決まっていると、それに合わせて家具なども選べるようになるので、統一感のある室内を作り上げることができます。テーマを持たずに自分が好きなものをあれこれ配置していくと、出来上がった部屋がごちゃごちゃしたイメージになってしまうおそれがありますので、そのようなことにならないようにするためにも、事前のテーマ決めを怠るべきではありません。
自分だけで決められない場合は?
自分の中でどのようなインテリアにすればよいのかイメージがわかないという場合は、専門のインテリアコーディネーターに相談してみるのがおすすめです。多くの住宅メーカーはインテリアコーディネーターを用意していますので、誰に相談すればよいか分からないという場合には、まずはメーカーの営業担当者に聞いてみると良いでしょう。コーディネーターに相談すれば、施主の希望をヒアリングしたうえで、それに合うインテリアデザインを提案してもらうことができます。場合によっては、壁紙や照明、家具に至るまでトータルで提案してもらうというのも可能ですので、積極的に利用すると良いでしょう。ただし、コーディネーターの言われるがままに家具などを購入していると、出費が多くなるおそれがあるという点には注意が必要です。
注文住宅を建築する時には、将来的に家族構成の変化や子供の成長によって部屋の使い勝手が変わる事があるため、そのような事態が起きる可能性を想定して建築を進めることが必要になります。